静岡市の文化財

清見寺朝鮮通信使詩書一覧

No.41 名武軍官李海文(兼泉・徳水)五言律詩

使行年
西暦1763年~1764年
制作者
李海文
形態
紙本墨書
制作年代
明和元年・西暦1764年
寸法
縦33.3cm×横53.0cm
名武軍官李子海句子(泉、德水)5言法詩
題清見寺

石梯通仏路
寒磬響春波
仙掌霞初捲
梅花客暫過
境清開地小
晴見得天多
笙鶴宜相待
王程有限何

甲申暮春 兼泉 草

清見寺と題す

石梯は仏路に通ひ
寒磬は春波に響く
仙掌に霞初めて捲き
梅花の客暫く過ぐ
境は清らかにして地を開くこと少しく
晴るれば見む天を得ること多きを
笙鶴宜しく相待つべし
王程何をか限り有らんや

清見寺に題す

石段は仏殿に通じており、登る人がたてる石のかすかな音が春の波の音と響きあっている。陝西省の崋山峰は仙人の掌(仙掌)と言われることになぞらえたサボテンに初めて霞がかかって花が咲き、梅見の客は暫く時を過ごし、山中故に清見寺境内は狭いけれども、清らかに開けているので、晴天の日には、広い空を眺めることができる。笙の笛を聞き、鶴が舞う時節が待ち遠しく、我が国王の御意志は無限である。

There is a stone staircase leading to the Buddhist sanctum, and the faint sound of climbers moving up the stairs reverberates with the sound of spring waves. The crest of Mount Hua is covered in mist for the first time, and flowers bloom on its cactuses, also known as senshō, or “hermit’s palm.” We who have come to view the ume blossoms spend some time here, and while the grounds of Seikenji, surrounded by mountains, are narrow, they open out beautifully, and on a clear day, you can gaze upon the broad sky. Hearing the reed pipe flute, I can hardly wait for the time of year when the cranes dance; the will of our king is infinite.

청견사에서

돌 계단은 부처에게 통하여
싸늘한 풍경소리 봄 물결에 울린다.
선인장에 노을이 막 걷히고
매화 피자 객이 잠시 지나는데,
경계 맑아서 개간된 땅 적고
개인 날이라 하늘고 많이 보이네.
생학이 기다리겠지만
사신 일정에 시한 있어 어쩔꼬.

갑신 모춘 겸천 초

*李海文(1712-?)・・字は孟器、号は兼泉。英祖丁丑年(1757年)の庭試に合格し、癸未年(1763年)に軍官として参加して府使を歴任した。
*笙鶴・・神仙についてまわる鶴。

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