静岡市の文化財

清見寺朝鮮通信使詩書一覧

No.34 書記成大中(龍淵)五言律詩

使行年
西暦1763年~1764年
制作者
成大中
形態
紙本墨書
制作年代
明和元年・西暦1764年
寸法
縦33.8cm×横46.6cm
書記成大(龍深淵)中的5言法詩
清見寺次南壺谷韻

仏縁留浄地
楼影泛滄波
(雲ヵ)衲携詩待
星軺帯雨過
瀑流層壁近
梅樹一庭多
更証雲林約
帰時定若何

甲申仲春小華龍淵題 印印印

清見寺に南壺谷の韻に次す

仏縁は浄地にとどまり
楼影は滄波に泛ぶ
雲衲は詩を携へて待ち
星軺は雨を帯びて過ぐ
瀑流は層壁に近く
梅樹は一庭に多し
更に雲林の約を証し
帰時定めていかんせん

清見寺に南壺谷の韻に次す

仏縁によって清見寺に滞在できた。塔の影が海原に浮かんでいる。住職は詩を賦して応酬する事を期待しているが、使節の乗る車は雨の中を通過することになっているが、暫時の間に見る清見寺の裏山には瀧が落ち、梅樹が庭に多く植えられている。重ねて住職と約束したことを果たすために、帰途の日時を定めるのはどのようにしようか。

By the grace of Buddha, we were able to stay at Seikenji. The tower’s shadow floats on the sea. The chief priest awaits the chance to compose and exchange poetry, but the mission’s carriages pass by in the rain. For a short while, I can see water plunging down the mountainside behind Seikenji, and trees planted in the garden standing as if in the sea. To again fulfill our promise to the chief priest, whatsoever shall we do to set a date and time to visit on our return journey?

청견사에서 남호곡의 시운을 따라

볼가의 인연을 정결한 곳에 남겨두고
누각 그림자 창파에 띄웠다.
설납은 시를 가지고 기다리고
사신의 행차는 비를 띠고 지나는데
폭포수 층층 절벽 가깝고
매화 나무 온 뜰에 많구나.
운림의 약속을 다시 다짐하나
돌아올 때 정녕 어찌 될는지.

갑신 중춘 소화 용연 지음. [인]용연,사집,성대중인.

*雪衲・・雪のように白い袈裟を着ける僧侶のこと。
*雲林の約・・寺での再会の約束。

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