静岡市の文化財

清見寺朝鮮通信使詩書一覧

No.33 書記成大中(龍淵)七言絶句

使行年
西暦1763年~1764年
制作者
成大中
形態
紙本墨書
制作年代
明和元年・西暦1764年
寸法
縦28.4cm×横40.2cm
書記成大(龍深淵)中的7言絕句
和祖屋禅

蘿外幽期近夕曛
満庭花気動氤氳
東帰別有留神処
清見梅林富岳雲

龍淵

祖屋禅に和す

蘿外の幽期は夕曛に近く
庭に満つる花気はややもすれば氤氳たり
東帰の別れに神処を留めることあり
清見の梅林富岳の雲

祖屋禅に和す

ひかげのかずらに覆われていない外側にも、かすかに黄昏時(たそがれどき)が迫り、庭に咲き溢れている花の香りは何かしら和んでいるように感じられる。これから江戸に向けて東に向かうから、東海中の三仙山の事を意識する事になろうが、まずは清見寺の梅林と雲に聳(そび)える富士山を忘れる事は無かろう。

Twilight gently approaches outside, which is not yet covered by vines of shade, and the scent of flowers blooming thick in the garden is softened. From now we head east for Edo. I remain aware of the sacred mountains in the eastern sea, but first, I shall never forget seeing the ume groves of Seikenji and Mount Fuji looming over the clouds.

조옥선승에게 화답하여

댕댕이 덩굴 너머 그윽한 약속 성양에 가까운데
뜰 가득 꽃 기운이 자욱하게 진동한다.
동쪽에 와 특별히 마음 둔 곳은
청견사의 매화숲과 부악의 구름.

용연

*成大中(1732-1812年)・・字は士執、号は龍淵または青城で、本貫は昌寧。孝宗丙子年(1756年)の文科庭試に合格し、癸未年(1763年)に書記として参加して官職は府使になった。
*富岳・・清見寺から眺める富士山。

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