静岡市の文化財

清見寺朝鮮通信使詩書一覧

No.12 正使洪啓禧(澹窩)七言絶句

使行年
西暦1747年~1748年
制作者
洪啓禧
形態
紙本墨書
制作年代
延享5年・西暦1748年
寸法
縦38.8cm×横50.0cm
正使洪啓禧(澹窩)7言絕句
清見寺次性海禅師韻

海外名区愜旧聞
奇花異樹更氤氳
蒲団直向蒼崖下
九曲飛泉半入雲

戊辰仲夏下澣 朝鮮正使澹窩草 印印印

清見寺に性海禅師の韻に次す

海外の名区は旧聞にかなひ
奇花異樹こもごも氤氳たり
蒲団のひたに蒼崖に向かへば
九曲の飛泉は雲に入る

清見寺に性海禅師の韻に次す

我が国に名高いこの清見寺は、かねてから聞き及んでいる通りに心地よいところである。人目を引く珍奇な花珍しい樹木はすばらしい香を放っている。着座して対面している席は蒼い厓下(がいか)にあり、裏山を落ちてくる瀧は幾重にも曲がって雲となっているようである。

Seikenji, a temple of renown in our country, is as comfortable a place as I have previously heard. The strange, eye-catching flowers on rare trees give off a wonderful scent. Facing me when seated is the bottom of a green mountainside, and the waterfall from the mountain behind appears infinitely layered, turning into a cloud as it cascades down.

청견사에서 성해선사의 운을 따라

해외의 이름난 곳 예전 흠뻑 들었는데
기이한 꽃 이상한 나무 다시 쌓여 있구나.
포단에 앉아 곧바로 푸른 절벽 아래로 향하니
아홉 구비 폭포가 반쯤 구름에 들었네.

무진중하 하한 조선정사 담와 초. [인] 장지명산대천, 홍계희, 담와, 순보

*洪啓禧(1703-1771年)・・字は純甫、号は澹窩。英祖13年の文科に首席合格し、正言、修撰などを経て工曹参議になったが、英祖戊辰年(1748年)に正使として日本へ派遣された。その後、京畿道観察使、判中枢府使を経て奉朝賀となった。

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